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アングラーズ・パラダイス・アラスカ

++++以下はアラスカでのフィッシングに興味がある方のための基本知識とベーシック・フィッシング・パッケージツアーの紹介です++++

2024年10月19日更新

このページの内容(クリックするとそこに行きます)

アラスカでの釣りの楽しみ
フィッシングを楽しむならこのシーズン
シャケの種類と特徴
道具について
フィッシングツアー情報
アラスカフィッシング関連ウェブサイト


ウィルダネスの宝庫アラスカ、そこはまたアングラーズパラダイスでもある。
アラスカは昔から多くの釣り人達の憧れの地であり、実際に世界各国から多くの人々がやってくる。

それは対象魚の種類の豊富さもさる事ながら、獲物のサイズが大きいという事が主な理由だ。また、ハイウェイから短時間で釣りのスポットへ行くことができ、気軽に日帰りなどで「本格的」な釣りが体験出来るのも大きな魅力だ。


釣り人にはそれぞれの好みの魚があり、好みの釣り方があるが、一般的に人気のスポーツフィッシングの対象魚とは、人工の餌にヒットしてくれること、釣り上げるまで猛然とファイトしてくれること、数が多くサイズが大きいことだろう。




アラスカでの釣りの楽しみ
アラスカにはスポーツフィッシングの対象魚が19種類いるといわれているが、その中でもサイズの大きいシャケ族の魚は特に川釣りのアングラーを興奮させる。

日本ではサーモンを釣る機会など滅多に無い上、大きく力強いアラスカ産の野生のサーモンは世界中のアングラーたちの憧れとなっているので、アラスカのサーモンフィッシングは日本のアングラー達の間でもひとつの夢である。

また、サーモンほど知られてはいないが、アラスカの海にはオヒョウ(ハリバット)という大ヒラメがいる。平均20〜50ポンドだが200ポンドを越えるものも良く釣られ、時折450ポンド以上のものも釣られており、最近日本の釣り人にも人気が出てきている(1ポンドは約454グラム)。

特にアンカレジ南に車で5時間ほどに位置するホーマーでは毎年夏にハリバットダービーが行われ、腕自慢の賞金稼ぎたちが集うため、日本のテレビ番組でも紹介されている。



アラスカでの海釣りは、チャーター船でシャケやオヒョウを釣る。
トローリングや浮き釣りでシャケを狙ったり、海底でオヒョウ(ハリバット)を狙う。
海釣りの場合は狙いの魚種以外にも、タラやスケトウ、ソイをはじめとするさまざまな魚を釣ることもできるのではずれが少ないのが利点だ。

川や湖では遡上して来るシャケや、その後ろでイクラを狙うレインボートラウトやドリーバーデンの仲間を釣る。
ルアーやフライなどを使って釣るのが一般的だ。もちろんそれ以外にも陸封型のシャケや、降海型のトラウト(スチールヘッド)、レイクトラウト、グレーリング、アークティック・チャー、ノーザンパイク、シーフィッシュ、ホワイトフィッシュ、バーボットなど様々な種類の魚がいる。



フィッシングを楽しむならこのシーズン
アラスカでの釣りは対象魚さえ限らなければ1年中可能だ。

しかし、冬よりもずっと気候が穏やかで、大軍となって鮭が遡上する夏の方がシーズンとしては断然人気がある。
海でのシャケ釣り、オヒョウ釣りは1年中可能だが、一般的に日照時間が長くなり気候の穏やかになって来る3月から9月くらいまでが盛んだ。


川釣りは雪が解ける5月くらいから氷点下になるまでの9月が一般的だが、10月でも釣っている人はいる(寒くなければ、あるいは寒くても11月でも釣っている人はいる)。

シャケはキングが5月頃から遡上を始め、最後にシルバーが8月に入って来る。
また、レインボートラウトやドリーバーデンをはじめスチールヘッド、レイクトラウトなど前出の魚はいつでも狙える。

あと、これは知る人ぞ知る情報だが、アンカレジから東南アラスカのジュノーに行く途中にあるヤクタットは世界最大級のスティールヘッドが釣れるので有名だ。

川や湖が凍るとアイスフィッシングが可能。氷の充分 厚い12月から4月初旬頃までがシーズンだ。



アンカレジ周辺で釣りのツアーに参加する場合は、アンカレジの南に位置するキーナイ川(キナイ川、またはケナイ川と書く人もいる)周辺へ車で行くツアー、北西に位置するアレクサンダーレイクやレイククリーク、または南西のリダウトベイ周辺に水上飛行機で行くツアーなどがある。
ツアーでなくレンタカーで行く場合はキナイ川だけでなくアンカレジ北のタルキートナ(クリアクリーク)やウィロークリーク、モンタナクリークなどでも釣りができる。


またアンカレジダウンタウンにあるシップクリークでもキングサーモン(マスノスケ)、チャムサーモン(シロザケ)、シルバーサーモン(ギンザケ)が6月から8月にかけて遡上してくるので十分釣りが可能だ。
ツアーはないので自分でつり道具とライセンスをゲットして出かけよう。
最近ではピークシーズンになると川辺でフィッシングガイドツアーや釣竿のレンタルをしてくれる店も出没する。



キーナイ川 (アンカレジ南)
キーナイ川の釣りシーズンは5月終わりから。キーナイ川下流にキングサーモンが入り始めるのが5月15日〜20日過ぎ。ピークは6月始めころと7月7日頃の2回。
7月31日でシーズンは終わる。8月1日以降はキング狙いのフィッシングは禁止となるのが通常だが、毎年少しづつ違うので直前になって例外の発表がされることもある。


キーナイ川でのキングはここ数年遡上する個体数が少なくなってきていてキャッチ&リリースさえも禁止される年もあるので、来シーズンはたくさん戻ってきてほしいものだ。キャッチ&リリースのみと決定してしまった場合でも、
キープ狙いの人達はその近くのカシロフ川で釣ることができる可能性がある。

レッド (ベニザケ)は年中解禁で、7月中旬頃がピークとされていたが、最近は遡上時期20日以降になる傾向がある。こちらはキングと対照的に個体数は増加している。
シルバーは8月1日〜10月31日までだが、これも毎年レギュレーションが違うのでフィッシュ&ゲームのサイトなどをこまめにチェックすると良い。


また日曜日と月曜日はガイド付きのフィッシングが禁止、月曜日はパワーボート禁止となるので混雑が多少ましになり地元アングラーを喜ばせている。巨大なレインボートラウトもここでは釣れるが解禁は6月1日以降なので注意する事。


アレクサンダーレイク・レイククリーク (アンカレジ北西)
アレクサンダーレイクやレイククリーク周辺のキングは1月1日くらいから7月10日くらいまで解禁だが。実際には5月後半頃からぼちぼち入り、通常6月10日から26日くらいがピークとなる。
もちろん年により10日くらい前後することはある。キングサーモンはここ数年減少傾向にあるが、来シーズンに期待したいものだ。


シルバーは夏中オープンだが実際にピークとなるのは7月下旬から8月15日頃まで。20日を過ぎると紅くなってしまう。
タルキートナ、モンタナクリークやウィロークリークはこれより7日から10日ほど遅れて入ってくる。もちろん年により前後する場合もある。

ただ、10月以降になっても遡上してくる個体もいるので、地元の正真正銘のアングラーたちは、川が凍るまで釣りに出かけている。

 


スワード
スワードでは8月中旬から9月いっぱいまでシルバーサーモンが岸から釣れる。ルアーで釣る場合と小型のニシンで釣る場合がある。船からの釣りならサーモン、ハリバットなど、シーズンをあまり気にせず楽しめる。
またウィティアでも9月、10月に岸からシルバーが釣れる。


シャケの種類と特徴
釣りをするにはまず対象魚について知る事である。ここではアラスカの釣りで一番人気のあるシャケについて調べてみる。


シャケは降海型の魚である。
すべてのシャケは淡水の湖、池、川や渓流などで生まれ、その後海へ移動して大きくなるが、成魚になると自分の産まれた所へ戻って来る。

魚種と地理的条件にも拠るが、それは通常3〜4年、大体1年から8年の間に行われるといわれている。
8年ものは間違い無くトロフィーフィッシュだ。

もっとも全てのシャケが必ず元の場所へ帰る訳ではなく、産まれた所とは何百キロも離れた川に産卵に来てしまうアドベンチャラスなシャケも数パーセントいるという。


降海型でないシャケもありえるがそれはかつて海に続いていた湖が何らかの理由で道を絶たれた結果であったり、釣り人が他からシャケを持ってきて放流した結果であったりする。


アラスカ中西部のシャケは成魚になると、春から夏にかけて海から川に入ろうとする。これらの魚たちは時に1億匹以上もの群れとなって海岸線へ向う。そこから小グループに分かれてそれぞれの川へ戻ってゆくのだ。

一般的にはキングサーモンが最初に遡上をはじめ、次にレッド、ピンク、チャム、そしてシルバーの順に続くが、この順番は変わることもあるし、途中で入れ替わることもある。

キングは遡上スピードが遅く、レッドとシルバーは比較的速いと言われる。
アラスカ中西部の川はシャケの遡上グループ(ラン)が1シーズンに1種族1回という所が多いが、大きな川ではキング、レッド、シルバーに限り2回のランがある所もある。


シャケの中には大きなグループが遡上する前に、先発隊として少し早めに上がって来るもの達がいて、スカウトと呼ばれている。その反対に遅く遡上して来るものをストラッグラーという。つまりそれは大きな群れを逃してもシャケを釣り上げることは不可能ではないということを意味している。


同時に、シャケの宝庫といわれるアラスカだが、ランにうまく当たってもポイントを誤ると全く釣れないことが多く、これはキングサーモンに最も顕著だ。イ

クラを食用とし、それを狙って食らい付くトラウトなどと違い、サーモンは執拗にルアーを狙うことはなく、目の前に現れたルアーを反射的に咥えるのだ。これは「自分の卵でない卵を自分の周りから排除するために本能的に口で追い払おうとする」とも逆に「卵を安全な所へ移動させる」とも言われているが、私は「自分の行く手を阻もうとする障害物に対しての攻撃」と思っている。
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キングサーモン
:チヌーク (Chinook)、スプリングサーモンと呼ばれ、日本名はマスノスケ。 シャケの仲間で一番大きく一番力強く迫力のあるファイトを見せてくれるのがキングだ。

かかった瞬間、体中にアドレナリンが分泌され、興奮のるつぼに陥る。イルカのようにジャンプしたり、リールに断末魔の悲鳴をあげさせて下流にぐいぐいラインを持ってゆくかと思えば、今度は上流に上がってきてアングラーを混乱させる。

船の下やモーターの下めがけて潜り込み、ロッドと反対方向に引っ張って行こうとする賢いファイターでもある。まさにアラスカンフィッシングの醍醐味はキングにあるといっても過言ではない。

また、肉はオレンジ色で脂肪が多く非常にうまい。「幻のホワイトキングサーモン」といって白身のキングサーモンもいることをご存知の人は、サーモンについて一般的以上の知識をお持ちと考える。

これはアラスカの海でしか獲れない種らしいが、最近は認知度が急激に上がり、アラスカのすし屋だけでなく、高級レストランでも出すほど知られるようになった。


キングサーモンは平均20〜30ポンド。45〜65ポンドが大きいとされるが、100ポンドを越えるものもいる(1ポンドは453グラム)。

ちなみに上の写真の少し赤みがかったキングサーモンは、30ポンド(15キロ)くらいと想像される。
キングはこれくらいの赤さくらいならば充分おいしくいただけるし、人によっては少し赤くなったくらいの方が逆においしいのだとも言うが、私にはその微妙な味の違いはわからない。



レッドサーモン:ソックアイ、ブルーバックと呼ばれる。日本名はベニザケ。

レッドはその真紅色な身が美味である事で知られる。産卵期を迎えると体が真っ赤になり頭はオリーブグリーンに変色、雄は背が盛り上がりあごが曲がる。

レッドサーモンは3年で生まれた河へ戻るといわれていて、大きなランがあった年から数えて3年後にはまた大きなランがある可能性が高いと言える。

キーナイ川に限って言えばレッドサーモンは通常ファーストランとセカンドランがあり、6月18日頃をピークにした前後に約100,000匹の個体数がキーナイ川を通り支流のロシアンリバーに行くのがファーストラン、7月18日頃をピークに1,000,000匹以上の個体数がキーナイ川から幾つもの支流に行くのがセカンドランと言われている。

セカンドランに比べるとファーストランの方が個体数も少なく、行く川も同じなため魚の通りスピードが速く、短い期間のランとなる。しかしこれも毎年少しずつ違う。ここ数年ランの時期は比較的安定しているが、セカンドランが数日後ろにずれ込む傾向にある。


レッドは平均5〜8ポンド、10〜12ポンドが大物とされるが16ポンド以上のものも釣れる。



ピンクサーモン:ハンプバック、ハンピーと呼ばれる。日本名はカラフトマス。
頭の先がピンク色をしている。川に入り産卵期を迎えると雄は背中が大きく盛り上がりあごが大きく曲がる。
ピンクサーモンはシャケ族の中では一番小さく、平均2〜4ポンド、大きくても7ポンドだ。しかしキーナイ川のピンクは大きく、10ポンド以上のものもざらにいる。
アメリカ人の中にはピンクはトラッシュフィッシュと言って食べられないと思っている人もいるが、料理の仕方によりおいしくいただける。

シャケとしては小ぶりで、レッドやシルバーの時期と重なって入ると、狙いのレッドやシルバーよりも良くかかるため、嫌うアングラーもいるが、特に海にいる時や河口でのファイトはかなりのものだし、通常大きな群をなしていて、釣れる時は入れ食いになる。ピンクサーモンは偶数年が当たり年と言われている。



チャムサーモン:ケタ (Keta) サーモン、ドッグサーモンと呼ばれる。日本名はシロザケ。

メタリックブルーに輝くこの魚は、一旦川に入ると深紅の斑模様が背に現れる。日本では新巻鮭としてよく見かけるこのチャムはキングに続いて大きく、アラスカでは
40ポンドを越すものもあるという。
しかし平均は7〜12ポンド。大きいものでも20ポンドはなかなか超せず、よく見る大物はせいぜい15ポンドである。
イクラが大きいのでそちらが目当ての人も多い。



シルバーサーモン:コーホーと呼ばれる。日本名はギンザケ。

小型キングと大型シルバーは見分けが付きにくいが、大きな違いはキングの唇は黒いがシルバーは白っぽいことである。それとしっぽの上方、そして頭から背にかけて小さな黒い斑点がある。
キングが力強さと大きさで有名なのに対し、シルバーはルアーに良く反応することと、アクロバット的なジャンプをしてアングラーを挑発する所にある。レインボートラウトもジャンプして似たような動きをするが、シルバーは1回のジャンプで2回フリップするなど、アクションもパワーもすごい。シルバーとのファイトは体験の価値あり!!
シルバーは6〜12ポンド、大きいものは15ポンドくらいになる。33ポンドという記録があるが、アラスカ中西部での記録は22ポンドだという。


それぞれの鮭の海での姿と産卵を迎えて川に入ってからの姿の比較写真はこちらのサイトへ

「Salmon fishing in Alaska」  ウイキペディアのサーモン紹介はこちら。 http://en.wikipedia.org/wiki/Salmon
カロリーや料理に興味がある人はこちらのページも参考になる。 http://www.finesalmon.com/Salmon_Food/Salmon_Species/index.asp


道具について
初めてアラスカで釣りをする人たちにとって、道具選びは全く未知のものであろう。ツアーに参加すれば対象魚に適した道具を貸してくれ、ポイントも釣り方も教えてくれるので安心だが、自分で車を運転して釣りに行くとなるとそうは行かない。


アラスカで道具を仕入れるならば以下のリストを参考の事。


                          ロッドとリール          テストライン
キングサーモン:       中・重量用              2030ポンドテスト(川により多少大きさが違う)
レッドサーモン:        軽・中量用              815ポンドテスト(チャム、シルバー、スチールヘッドも同様)
ピンクサーモン:       超軽量用                26ポンドテスト(レインボートラウト、ドリーバーデンも同様)
レイクトラウト:          軽・中量用              615ポンドテスト
グレイリング:           超軽量用                24ポンドテスト(ホワイトフィッシュも同様)
バーボット:              中量用                   612ポンドテスト
超軽量:      6ポンド以下の魚用
軽量:     15ポンドくらいまでの魚用
中量:       20から25ポンドの魚用
重量:      50ポンド以上の魚用。海水では25ポンド。ハリバットなどこれより重量級の魚には超重量級あり。
フライロッドはサーモンの場合は8番や9番、キングはアメリカ人は10から12番をよく使うが、日本人は9番か10番でも良いと思う。ドリーバーデンやグレーリングなどは56番でも良い。



ルアー
ルアーの種類や色は魚によっても、川の状態によっても変わって来る。例えばキングサーモンの場合氷河の川や暗い時、濁った川では良く目立つきらきらのスピナーやオレンジや赤のスプーンが良いが,清流ではあまりきらびやかでない小型、中型のスプーンやスピナーに良くヒットするという。
しかし、一般にシャケにはオレンジや赤、緑のスプーンやスピナーが効果的で、シルバーも時に良いが、トラウト用には緑はあまり効果が無いようだ。また、イクラのイミテーションは全般的に非常に効果的だ。もちろんこれは一般的な目安であり、川やその状態、天気によっても変わる。
アラスカで手に入るスプーンで代表的なものはPIXEEHOTRODTOR-P-DODAREDEVLEKROCODILEAQUA SPOONなどがある。同じくスピナーにはVIBRAXTEE SPOONMEPPSROOSTER TAILBOLOなどがある。他にアトラクター、エッグイミテーションと呼ばれるものにはSPIN-N-GLOOKIE DRIFTERSTEELIE STOPPERFENTON FLYCHERRY DRIFTERLILCORKIEなどがある。プラグではTADPOLLYHOTSHOTFLATFISHRAPALAなどがある。また、海釣り用のジグだとKROCODILESEABASTERS JIGBUCTAIL JIGWILD WILLIEFLOWERING FLOREOVI-KEがある。淡水用のジグはSWEDISH PIMPLEJIGGLER RAINBOWTHING-AMA-JIGLI'L IMPHUB-BUBなどがあるが、アラスカの魚はあまり選り好みしないので値段の高いものが良いとは限らない。



フライ:ストリーマー/バックテールはCohoe, Mickey Finn, Hot Shot Pink, Skykomish, Muddler Minnowなど。ウエット/ニンフフライはComet, Thor, Boss, Polar Shiromp Umpqua Specialなど。エッグイミテーションはTwo Egg Sperm Fly, Babine Special, Two Egg Marabou, Glo-Bugなど。ドライフライはシャケには使用しないが、MosquitoBlack GnatHumpyDusty Millerなどがある。


釣り用のウエアーは様々だ。典型的なアラスカンアングラーはフィッシングベストにフライが幾つか付いた帽子、偏光グラス、チェストウエイダーにフライロッドを持っているといういでたちだろう。しかし、これは釣りに費やす時間も多い本格派の格好であって、このいでたちだから良く釣れるということはない、別に薄汚れたジーパンにダウンジャケットでも構わないのである。実際に釣果はほとんど変わらないだろう。


しかし、ヒップブーツかウエイダーは穴場に近づくのには必要であり、偏光グラスは水面の反射を少なくし、水中の魚の位置が良く見えるので必ず携行するべきだ。もっとも濁った水や鉄色の川では役に立たない。また、他のアングラーや自分の釣り針が誤って顔に飛んで来ても偏光グラスが目を保護してくれる。


また、ウエイダーは大き目のものを選び、ボートに乗っている時は下に降ろしておくこと。もし船が転覆して水中に投げ出されても、ウエイダーからすぐに抜け出して泳ぐことができる。釣りの最中も同様に、横のフックはズボンやベルトに繋がない方が良い。


夏でも夜などはかなり冷え込む可能性もあるのでダウンなどの防寒ジャケットは必要。しかし黄色、赤、オレンジ又は明るい緑色の衣服は魚を驚かすので身につけないほうが良い。良い色は紺色、茶色、黒、濃い緑または迷彩色。携帯用カイロもあると便利かもしれない。


その外に持参すると便利なものは魚の解体用ナイフ、釣り針を魚からはずすためのラジオペンチ(万一自分に刺さった時にも必要)、魚を持ち運ぶクーラー、防虫スプレーや防虫ネット、熊除けのスプレーや空缶と石、ホーンなど、予備のルアーは1120から50は必要。しっかりした雨具は必携。
フィッシングライセンスは釣りの間中必ず身につけておかなければならない。ちなみにライセンス無しで釣りをしていて見つかると釣り道具はその場で全て没収、そのうえ何百ドルもの罰金を科せられるので要注意。もっともこれはアラスカでスポーツフィッシングをする上での最低限のマナーだ。それ以外にスポーツフィッシングとしての対象魚の種類や期間、釣っていい場所と禁止されている釣り方、針の数などが事細かに決められているので注意しよう。
ガイド付きパッケージに参加して自分の仕掛けを使う際には、必ずガイドに確認してから使用すること。もし違法なフックなどを使用していて見つかったらガイドも罰金を課せられたり、ガイドライセンスを剥奪されることもあるので気をつけること。


2024年のフィッシングライセンスはレジデント(18歳以上)が年間$20、ノンレジデント(16歳以上)1日$15、3日で$30ドル、7日$45、14日間$75通年$100。
2025年もおそらくこの金額になると思うが詳細は下記のFish & Gameのサイトを参照してほしい。

キングサーモンを狙う人はキングサーモン用のタッグを購入すること。
金額はレジデント年間$10、ノンレジデント1日$15、3日で$30ドル、7日$45、14日間$75、通年$100だ。
フィッシング
ライセンスは下記のリンクからオンラインで購入可能。最新情報や詳細も以下を参照。
http://www.adfg.alaska.gov/index.cfm?adfg=huntlicense.prices

以下のサイトでライセンスのオンライン購入も可能。
https://store..adfg.alaska.gov

ライセンスやタッグを始め、上記のアイテムは釣り道具屋や釣り道具を売っているスーパーなどにある。以下にその主なものを紹介しよう。


アンカレジではMt.View Sport Center Inc.McAfee's Fly ShopSportsman's Warehouse、Bass Pro Shop, Cabelasなどの専門店、Fred MeyerWalmart、Carrsなどのスーパーがある。フェアバンクスではFin-N-Fur Sporting Goodsなどの専門店とFred MeyerSafeway、キーナイではFred Braun Sporting GoodsとスーパーはFred MeyerCarrs、コディアクではCy's Sporting Goodsなどがある。


フィッシングツアー情報
ロッジや飛行機会社の主催するパッケージツアーに参加すれば車や飛行機での往復送迎、フィッシングガイド、食事、釣り道具やウェイダーなどほとんど必要なものが付いてくる。
自分で用意するのは衣類、雨具、ナイフ、偏光グラス、薬など個人的に必要なものくらいなので非常に便利だ。

アラスカで初めて釣りをするのなら、まずツアーに参加して見て一度釣りを経験してから、自分で車で出かけてみるのも良いだろう。日帰りフィッシングツアーの料金などはアンカレジ発オプショナルツアーを参照のこと。また詳しくは弊社まで連絡していただきたい。



以下に弊社お勧めの宿泊付きフィッシングパッケージを紹介する。これらに含まれる釣り道具は基本的にスピナーを使ったフィッシングで、フライフィッシングをする方はすでにお分かりと思うが、フライフィッシング希望の場合はその旨を初めに申し出る必要があり、追加料金が必要な場合もある。

    (料金は予告なく変更になることもありますので、ご興味のある方はまずご相談ください。)


リバーソングロッジ・フィッシングパッケージ
リバーソングロッジはアンカレジ空港となりのレイクフッドから水上飛行機で北西に約40分のレイククリークというフィッシングで有名な場所にある。
このロッジは数回オーナーシップが変遷しているが、高いレベルのフィッシングガイドとサービスで長年アングラーたちに愛されてきている。
昨年夏から新たに釣り好きの若い夫婦がマネージメントをはじめたが、大評判のうちにシーズンを終えた。

パッケージにはアンカレジ市内のホテルから水上飛行機のベースまでの送迎、そしてそこからロッジまでの水上飛行機での送迎、宿泊、滞在中の全食事、ボートフィッシングとフィッシングガイド、釣り道具(ルアー又はフライ)、ヒップブーツ
(必要な場合)が含まれているが、フィッシングライセンスは含まれていない。

ライセンスは事前に自身で購入する必要があるが、市内のスーパーやスポーツ用品店、ガソリンスタンドまたは当日出発する水上飛行機の会社のオフィスでも入手できる。
またレイクフッドまではタクシーやホテルの送迎サービスを使って自身で行く。もちろん正確な乗り場は弊社で責任を持ってお知らせする。




マクドーガルロッジ・フィッシングパッケージ
マクドーガルロッジもリバーソングロッジ同様レイククリークのマクドーガルという場所にある。ここのロッジの前オーナー夫人は日本人であったが夫妻の定年に伴って売却された。

ここは他のロッジとプロモーションの仕方が多少違い、釣り客の半分はロッジの所有権の一部を所有する常連客で、残りの半分が普通の釣り客ということである。

パッケージには宿泊、滞在中の全食事、ドリンク、ボートフィッシングとフィッシングガイド、釣り道具(ルアー又はフライ)、ヒップブーツ
(必要な場合)が含まれているが、フィッシングライセンスと、マクドーガルまでの往復飛行機送迎は含まれていない。

レイクフッドまではタクシーやホテルの送迎サービスを使って自身で行く。もちろん正確な乗り場は弊社で責任を持ってお知らせする。



 
ラスツフライングサービス主催・フィッシングロッジパッケージ
フィッシングシーズンもピークになると、キングサーモンの時期(6月中旬から7月中旬)などには人気のロッジは1年以上も前から満室であることは普通である。そこで直前の予約以来をする場合などにはロッジや釣りのポイントを特定せず、その時期に釣れる場所で空きのあるロッジを探してもらい、そこに宿泊して釣りを楽しむという方法が適している。

ラスツフライングサービスでは各方面のフィッシングロッジと提携して、自社の水上飛行機で送迎をしており、日帰りでも宿泊つきでもその時期に魚がいる場所のロッジへ連れて行ってくれる。

パッケージにはアンカレジ市内のホテルからレイクフッドまでの送迎、水上飛行機での往復送迎、ロッジ宿泊、滞在中の全食事、ボートフィッシングとフィッシングガイド、釣り道具、ヒップブーツ
(必要な場合)が含まれている。

日帰りパッケージを含めてライセンスは事前に自身で購入する。



カトマイランド主催・キューリックロッジパッケージ
アンカレジから約90分、クック湾の西側、イリアムナ湖に近いキューリック湖、キューリック川はレインボートラウトの宝庫。
大自然の真ん中にあるキューリックロッジは小規模で飛行機でしかアクセスできないリモートロッジ。喧騒を忘れて釣りに没頭する贅沢なパッケージ。
別料金で小型飛行機でさらに別のポイントまで案内してもらうことも可能。

パッケージにはアンカレジからキューリックロッジまでの往復飛行機、キャビン宿泊、滞在中の全食事とカクテル、フィッシングライセンス、ボートフィッシングとフィッシングガイド、釣り道具、ヒップブーツ
(必要な場合)が含まれている。料金はシングルでもツインでも同じだが、1名で参加の場合相部屋になることがある。

なお、キューリックロッジや同系列のブルックスロッジ、グロズブナーロッジでは、フィッシングとベアウォッチングの両方が楽しめるパッケージもある。
詳細はこちらをご覧ください。

*6月29日から8月2日の間は、キューリックロッジでのガイド付きフィッシングの代りにブルックスロッジへの小型飛行機でのガイド付き日帰りベアウォッチングを選ぶことも可能ですので、
フィッシングとベアウォッチングの両方を楽しみたい、という方には大変お勧めのパッケージだ。


アラスカフィッシング関連ウェブサイト
釣りのレギュレーションを確認するにはこのサイト必見: 「Division of Sport Fish」  
アラスカの釣りやハンティングなどのアウトドアアクティビティのことならこのサイト: 「 Alaska Outdoors Supersite」

 

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