〜アラスカツアーのスペシャリストHAIしろくまツアーズがお届けする〜 しろくまメモ |
アラスカの最新ツアー情報や日本と違うアラスカの文化、最新アラスカ現地情報、知っておくと便利なアラスカ情報やアラスカでの最新情報を掲載しています。 できるだけホットなものをリアルタイムでお届けできるよう細心の注意をしていますが、発表した時点で既に古くなっているものや変わってしまったものもあるかもしれません。 予めご了承ください。詳細についてはご連絡ください。 from the Anchorage Office 202410月19日更新 |
アラスカへの飛行機 気候について チップの習慣 空港について 夏の旅アドバイス 夏の人気スポット 夏の服装 持ってくるとよいもの アラスカ関連の本やDVD アラスカ便利サイト 空港からダウンタウンへの行き方 アラスカのインターネット クレジットカードと両替 アンカレジの和食のお店 ダウンタウンのレストラン アラスカのお土産 夏時間 オーロラ中継 防寒具 オーロラの待ち方 チナ温泉 アラスカ大学博物館 フェアバンクスコミュニティ・犬ぞりミュージアム サンタクロースハウス スキー場へのバス バードウォッチング アンカレジミュージアム ネイティブヘリテージセンター 全米・カナダ邦人安否確認システム
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アラスカへの飛行機路線
アラスカに入るのに便利なのはデルタ航空、日本航空(米国内はアラスカ航空利用)、全日空、アメリカン航空、ユナイテッド航空等の成田や羽田からシアトルやサンノゼ、ロサンゼルス経由便。特にデルタ航空のシアトル行きは羽田から出発になったので、便利になったという人も多いようです。
シアトルからアンカレジ、フェアバンクスへはデルタ航空以外はアラスカ航空利用。
もちろん、他にもポートランド、サンフランシスコ、バンクーバー等に飛んでいるエアラインを利用して来ることもできます。夏の間はバンクーバー経由でエアカナダの利用も可。
また、最近は羽田からシアトルやロスなどにも飛んでいるので、それを利用することも可能です。あと、ジップエアという航空会社が安いチケットを出しているみたいですのでチェックしてみても良いかも。
ちなみに、アラスカ航空は最近日本航空と同じワンワールドアライアンスに加盟したので、マイルもためやすくなり、より利用価値が高まるはず。
ちょっと変わった方法としてはハワイ経由という方法があり、航空運賃高騰の中この路線は比較的リーズナブルです。ホノルル泊が必要となる場合が多いと思いますが思い切ってアラスカとハワイの両方を楽しもう!という方法もありと思います。
東京以外の人は成田&シアトル経由よりもインチョン&シアトル経由の方が便利な場合もあるかもしれません。
弊社は日本からの航空券は弊社では扱っていませんので、航空券の詳細についてはご自身で旅行代理店やエアラインにお問い合わせください。
アラスカの気候について
<日本よりもずっと急激に季節が変わります>
日本とアラスカとでは季節の変化がまったく違うため、戸惑う人が多いです。
そこでここにアラスカの1年の移り変わりを簡単にご説明しておきますので、訪れる時期を選ぶ目安にしてください。
まずアラスカの夏は、6月と7月です。
6月後半の夏至の頃はアンカレジでも日照時間が19時間を越え、真夜中でも屋外で明かりなしで本が読めるほどに十分明るいです。その後毎日2〜3分ずつ日が短くなり、7月中旬以降は毎日5〜6分ずつ日が短くなっていきます。
野生の花が咲き乱れるのは7月ですね。
8月も10日を過ぎると少しずつ秋を感じさせる涼しい風が吹き、ベリー摘みの季節になります。夜は星空やオーロラが見れるようになってきますが、まだ空は真っ暗にはならないので、同じオーロラを本格的に見るのであれば9月に入ったほうがはっきり見ることが可能です。
アラスカ最北端のバローでは5月終わりから8月中旬までは白夜で、日が沈まない日が続きます。しかし真夏でも、気温は零度から5度くらいで、最高でも10度位にしかなりません。
デナリ公園のような内陸部では、真夏の7月でも夜や明け方に雪が降ることもありますが、日中は反対に30度にまで上がることもあります。
紅葉・黄葉のシーズンはデナリ公園は8月20日以降から9月初旬までです。フェアバンクスの黄葉は通常ですと9月中旬がピークです。アンカレジ周辺はここ最近は9月後半から10月にかけてがピークです。
最近は温暖化の影響で、紅葉が始まる時期が比較的遅くなっています。
夏のツアーシーズンは9月中旬に終わり、デナリ公園も9月10日過ぎから、遅くても20日頃にはホテルが閉まります。
アンカレジから送迎付きで出ている日帰り氷河観光のツアーも、ほとんどは9月中旬で終わり、26氷河クルーズが9月30日までとキナイフィヨルド国立公園クルーズが9月末頃まで運行されているだけです。
皆さんよく勘違いされるのですが、氷河観光は冬ではなく夏がシーズンです(冬は氷河も雪に埋もれて周辺と同じ白一色になります)。
アンカレジでは10月初旬以降は2月下旬から始まるファーランデブーまでに運行されるツアーはマタヌスカ氷河ハイキングや、野生動物保護センター訪問ツアーなど数本に限られてきます。
夏のシーズンで忙しかった旅行関係者たちは秋から冬にかけて休暇を取ります。
アンカレジ周辺、フェアバンクス周辺では10月になると時々雪がちらついたり、早い時はけっこう降ったりする時もありますが、雨に変わったりすぐに溶けたりすることが多いです。
もちろん晴れていればきれいなオーロラを観測できるシーズンです。この10月、11月は訪問者が少ないので郊外のロッジも比較的すいており穴場的時期といえるでしょう。
11月になるとアンカレジやフェアバンクスでは気温も大体零下に落ち着き、雪が降っても溶けずに根雪となってゆきます。
この頃の日照時間は6時間ほどですが、太陽の位置が全体的に低いため、実際に日の光を浴びれるのはアンカレジでも数時間、フェアバンクスですと正午から2時頃までとなるほどで、郊外に行くと陸の上や木の上の方は日が当たっても自分自身には日が当たらないような状況も十分あります。アラスカの人たちは11月〜12月に太陽に当たりに外の州に休暇を取って出かけることが多いです。
夜晴れていればオーロラは見れますが、日中の時間が短く、暗い時間が長い上、積雪も十分でないため、雪の上での日中のアクティビティの可能性は限られます。特にフェアバンクスは気温は低くても犬ぞりやスノーモービルができるほどまだ積もっていないことが多いので、この時期に来られるかたは直前にチェックされるとよいでしょう。
1月になると日照時間が徐々に長くなるのがわかるため、地元民は生き生きとしてきます。
日が十分に当たるようになる1月中旬以降には雪もある程度積もり、犬ぞり、クロカン、スノーシュー、ダウンヒルスキー、スノーモービルなどの雪の上でのアクティビティやアイスフィッシングなども快適にできるようになってきます(これらのアクティビティをツアーとして催行しているのはおもにフェアバンクスです)。
2月、3月には日照時間がどんどん長くなり、統計的に雪や雨が降らない時期なので、オーロラ観測にも向いている上、日中のアクティビティがどんどん快適に出来るようになってきます。
そんなわけで、オーロラ観測ツアーは夜も日中も充実している2〜3月が最適といわれています。
3月中旬以降は日長時間も日本よりもずっと長く感じ、雪の上でのアクティビティが薄着でも可能な時もあるくらい暖かくなることもあって、非常に過ごしやすくなります。
オーロラ観測ツアーは大体4月中旬までといわれていますが、それは日照時間が長くなるからという理由の他に、雪解けで道はぐちゃぐちゃ、日中のアクティビティはまったくできないという時期だからです。
4月中旬以降は地元民は春の最後の雪のアクティビティを楽しむか、夏の準備を始めます。
5月には釣りや氷河クルーズも本格的に始まり、5月中旬からデナリ公園も営業が始まります。
山では山菜が取れ、海ではサーモン、フーリガン(キュウリウオ)などが取れる時期ですが、まだ山からの風は雪の冷たさを運び、山間部やハイキングトレイルにはまだ雪が残っています。
日本のゴールデンウィークにアラスカ旅行を計画しても、デナリ公園はまだ開いていませんし、氷河クルーズにも早く、オーロラも見ることができないのでかなり中途半端な時期です。できれば5月終わり、理想的には6月10日以降がいいでしょう。
ただ、氷河クルーズは5月初めから催行されますし、マタヌスカ氷河ハイキングツアーや氷河遊覧飛行ツアー等通年催行のツアーなら、最少催行人数に達していれば催行が可能。ホテルはまだショルダーシーズンの場合も多く、5月は氷河ファンには狙い目の時期かもしれません。
6月も10日を過ぎるとハイキングトレイルの雪もすっかり溶け、本格的な夏が始まります。
最近はお天気のパターンが崩れてきて、何月が通常はどうということが以前よりもはっきり言えなくなってきていますが、天気が安定しているのは5月か6月で、雨が多いのは9月から10月の季節の変わり目というのが一般的な見方です。
また、アラスカでは、冬は晴れている日の方が雪の日よりも気温が低いということも、北海道や雪国の人でもないと理解しにくい事実です。
以上が簡単な説明ですが、毎年時期により気温なども違います。詳しくは弊社までお問い合わせください。また下記にある天気予報サイトなども参考にしてください。
以下にアンカレジの月別平均気温と降水量をお送りしますが、これはあくまでも目安としてご利用ください。
月 |
平均最高気温 | 平均最低気温 | 平均降水量 | 過去最高気温 |
過去最低気温 |
1月 | -5.6° C | -12.8° C | 1.73 cm | 10.0° (01/19/1961) | -37.0° C (01/05/1975) |
2月 | -3.3° C | -11.1° C | 1.88 cm | 9.0° (02/28/1991) | -33.0° C (02/04/1999) |
3月 | 6.7° C | -1.7° C | 1.32 cm | 11.0° (03/11/1984) | -31.0° C (03/07/1971) |
4月 | 12.8° C | 3.9° C | 1.78 cm | 18.0° (04/30/1976) | -20.0° C (04/02/1985) |
5月 | 16.7° C | 8.3° C | 2.69 cm | 25.0° (05/24/1969) | -8.0° C (05/10/1964) |
6月 | 18.3° C | 11.1° C | 4.32 cm | 29.0° (06/14/1969) | 1.0° C (06/04/1961) |
7月 | 17.2° C | 9.4° C | 7.44 cm | 28.0° (07/02/1989) | 2.0° C (07/01/1964) |
8月 | 12.8° C | 5.0° C | 7.29 cm | 28.0° (08/02/1978) | -1.0° C (08/31/1984) |
9月 | 4.4° C | -2.2° C | 5.31 cm | 23.0° (09/05/1957) | -7.0° C (09/24/1992) |
10月 | -2.2° C | -8.9° C | 2.77 cm | 16.0° (10/09/1993) | -21.0° C (10/31/1956) |
11月 | -4.4° C | -11.7° C | 2.67 cm | 12.0° (11/09/1979) | -29.0° C (11/17/1956) |
12月 | 1.1° C | -7.8° C | 1.65 cm | 9.0° (12/02/1992) | -34.0° C (12/14/1964) |
よく聞かれる常識的な事項:チップの習慣など
まずアラスカはアメリカ合衆国の49番目の州ですので言語はもちろん英語〔米語〕、通貨はUSドルです。 カナダドル、日本円は使えません
Wi-fiは、アンカレジなど市街地ではフリーWi-fiが一般的ですが、それ以外の場所だと難しいこともまだあります。日本から携帯Wi-fiをレンタルしてお持ちになる方が増えています。
ただし、携帯電話も通じない場所も多いので、その点はまだまだ「アラスカらしい」というところでしょうか。お仕事などでインターネットなどの利用が不可欠、という方は、ご注意ください(弊社にご相談いただけば、電波状況などお知らせすることも可能です)。
絵葉書は封書と同じで米国内は73セント、日本への郵送料は1ドル65セント〔1オンスまで:2024年現在〕です〔詳細は http://postcalc.usps.gov/で〕。 アラスカの水は氷河の水を利用しているなどできれいなため、水道水でもほとんどそのまま飲むことができ(ただしフッ素入り)、日本と同じ軟水です。
チップは地方によって物価も違うので、アメリカ人でも完全に把握してませんので知らないからと言って恥ずかしがることはありません。
一応の目安ですが、レストランでのチップは20%が一般的といわれていますが最低15%〜18%でもいいでしょう。朝食ビュッフェなどでは10〜15%でもいいかもしれません。
ウェイター・ウェイトレスは時給が最低限度のことが多く、チップが生活の糧となるので、計算は慎重にしてください。ちなみにアラスカはアメリカの他の州よりもチップが多いことで知られています。
タクシーの場合はお釣りを上げる程度から10%ぐらいと思ってよいでしょう。
ホテルのポーターには、荷物1個に付き$1程度必要です。
ホテルやツアーなどで空港や駅などに送迎サービスを受ける時も、一人$1〜2、荷物を運んでくれるなどしてくれたらプラス$1くらい必要です。
現地発のガイドつきのパッケージツアー等の場合、チップは代金に含まれません。
運転だけでも終日だったら一人$5〜$10、バスでの終日ツアーの場合はツアーガイドやドライバーガイドに最低一人$5〜10(ガイド、ドライバーがそれぞれ$30〜$50が目安です)、フィッシングガイドなどは釣果や参加人数にもよりますが、終日ツアーの場合はガイド一人で合計$100〜$150もらっています。また5〜6時間の氷河クルーズに参加の場合もクルーに一人$5くらいを目安としてチップをあげる人が多いです。
チップの目安はツアー代金の10%といわれています。これらを参考にしてサービスの良し悪しにより金額を調整されるといいでしょう。
あとは個人経営のロッジやB&Bに滞在される場合ですが、全体のサービスを見て、予約している「宿泊と朝食〔と送迎〕」以上のサービス(特別に送迎してくれたり、特に親切にしてくれたり、一緒に遊んでくれたり、ツアーに予約を入れてくれたり、電話を無料で貸してくれたり)などあった場合は、チェックアウトする際にそれに合わせて$5、$10または$20とか$30とかのチップを置くのがいいかと思います。
オーロラ観測のためにそのロッジに3泊とか滞在する場合は、日本からお菓子などの手土産を2000から3000円くらいで買って持ってゆく方もいますが、その代わりにその代金分をチップとして渡すと決めておけばあまり悩まなくてもいいかもしれません。
よいサービスは親切心とか友情から来ている場合もあるのですが、チップはそのサービスに対する評価でもあり、サービスをしてくれた人への感謝の表現方法として一番効果的で慣習的な方法です。
空港について
<空港チェックインは時間に余裕をもってしましょう>
成田から米国内に行く国際便には搭乗前に簡単な手荷物検査があり、機内持込み手荷物品に液体、ジェル、ローション、またはこれら類似品の持ち込みは小さいものを除き原則的に禁止となっています。
これらの物を機内に持ち込もうとするとセキュリティ係員によって、没収、廃棄されるそうですので、スーツケース等を預ける荷物にいれることをお勧めします。
機内持込みできない品物例としては飲料水、シャンプー、整髪料、ヘアスプレー等のようです。逆にリチウム電池など機内持ち込みのみ可能なものもあるようですので、要確認。
例外は乳幼児とご旅行される場合の乳児食、ミルク、ジュース等、または航空券の乗客名と同名の処方箋による医薬品で、これらの手荷物は空港の手荷物審査場において提示が必要となるようです。
また米国内を旅行される場合は搭乗前のゲートでの手荷物検査は基本的にはなく、空港ゲート入り口のセキュリティを通る際に上記の液体は100ml以下の容器に入れて透明なビニール袋(ジップロックなど)に入れて通せばOKとなっています。
空港チェックイン、セキュリテイーには時間がかかる場合もあるので時間の余裕をもって空港に到着することをお勧めします。
国内線は出発時刻の2時間前、国際線は3時間前までに空港に到着するようにと航空会社は呼びかけています。
飛行機に乗り遅れないように、スムーズに手荷物検査を終えるよう液状の物、禁止された物を機内持込み手荷物にはいれないようにし、週末、祝日などの空港が混みあうような時は用心に用心を重ねてかなりの時間の余裕をもって空港に到着されるのが良いと思います。
<成田空港>
成田空港からアラスカに行く場合は、出発時間の3時間前にチェックインすると結構空いているので、早めのチェックインがお勧めです。
出発時間まで時間がある時は、スカイモールの5階に行きローソンでおにぎりとかお菓子を非常食に買い込むのも良いでしょう。
この階の5階のスカイフードコートにあるラーメン店では、ニンニク豚めしやギョウザとライスのセットが一番安い品目でした。その近くにあるうどん屋さんもお値打ちのようです。
早めにセキュリティを通って、出国手続きを取りゲートに出ると、そこは消費税フリーの世界になります。雑誌、文庫本、漫画などをここで買えば消費税を払わなくて済むし、食事も消費税分安い計算になります(実際に結構安いレストランもある)。もちろん化粧品やタバコなども消費税分安いというわけです。
酒は最近は機内に持ち込めないことがあるのでここでは買わず、帰りの便の機内のデューティフリー(または、成田航空到着後入国審査前にある売店?)で買うとよいでしょう。行きの便で買うと国内線に乗り継いでアンカレジへ行く場合はシアトル空港のセキュリティで没収される可能性があります。
<シアトル・タコマ空港>
シアトル空港を経由してアラスカへ来る場合は、コロナのうちに改装が完了したシアトル空港に到着、飛行機を降りてからホームランドセキュリティ(入国審査)に向かい、キオスクで直接モニターに情報を記入し、指紋と写真を記録します。
無事通過したらバゲッジクレームへ向かい、荷物を受け取ってから通関を終えて、乗り換え用のセキュリティラインに並びます。税関では持ち込むものの中に「鶏肉、豚肉、牛肉」などが含まれているものや野菜、果物などがある場合、見つかると没収され、罰金を科せられることもありますので注意してください(エキスでも不可)。
セキュリティラインは混み合うことが多く、乗り継ぎ時間が短い人は間に合わないケースも増えていると聞いていますので注意して下さい(乗り継ぎが3時間以上あればきっと大丈夫と思います)。
セキュリティを抜けるとAゲートの9番辺りに出てきますので、そこからB・Cゲートまでは徒歩でも行くことができますが、D,N,Sゲートへはトラムを利用すると良いでしょう。
<アンカレジ空港>
シアトル経由で冬の間にフェアバンクスへ行く人たちの中に、間違ってアンカレジで降りてしまう方たちが毎年数人は現れます。シアトルからフェアバンクスまでの直行便でなく、アンカレジ経由の便の場合は、乗換える必要がある場合を除き、アンカレジに到着しても機内に待機し、そこがどこかを確認されるほうが旅慣れていない人にはお勧めです。
直行便で日本からアンカレジ空港に到着する場合は、乗客全員が入国検査を受けるので、飛行機が満席だったり複数機の到着が重なる場合は1時間以上かかることもあります。
その後1階のバゲッジクレームに降りて荷物を受け取った後、検疫と税関を通ってやっと白熊の剥製があるアンカレジ空港の待ち合い所に出ます。
国際線(ノースターミナル)から国内線(サウスターミナル)へのシャトルバスは15分から20分に1本走っています。
移動に5分。アラスカ航空であればカウンターの数も多く、チェックインは15分くらいで出来ますが、例えばエアカナダでバンクーバーへ行く場合などはチェックインに30分以上かかるのは普通で、1時間以上かかる場合もあるので注意が必要です。
シアトル経由やバンクーバー経由でアンカレジ空港に到着の場合は、国内線ゲートに到着します。
アラスカ航空はCゲート(たまにBゲート)に到着します。デルタ航空は通常Bゲート利用です。
ゲートからセキュリティエリアを出ると正面にエスカレーターがあるのでそこを降りて、アラスカ航空の乗客は左にあるバゲッジクレームに向かいます。アラスカ航空利用の際の荷物は、ここにある2つのうちのどちらかから出てきます。
ユナイテッド航空(エアカナダと共同運航)利用やデルタ航空利用の場合はBゲートから降り、セキュリティを出てエスカレーターを降りたら、右側にあるバゲッジクレームに向かいます。この空港は比較的小さいので、それほど迷うことはないでしょう。
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夏にアラスカ旅行を計画している人たちにアドバイス
行き当たりばったりの旅行というのも楽しいものです。
しかし夏のアラスカは、世界中からの旅行者で大変賑わうので、ツアーやホテルなど想像以上に直前の予約が入れにくいことがあります。
限られた日程の中で「これは絶対にやりたい!ここは絶対に行きたい!」というものがあれば、必ず前もって予約しましょう。
9月に入ると全般的に空いてくるのは確かですが、デナリのホテルなど日によっては取れないところもありますのであらかじめ予約することをお奨めします。
特に夏のデナリ公園はホテルが大変混み合っていて、連続して同じホテルに宿泊できない場合なども発生しています。
また、アラスカ州内の航空券などは現地で購入した方が安いと考えている人が多いようですが、大抵の場合、乗る直前に買うというのが一番高くつきます。スケジュールが決まったら早めに購入するのがよいでしょう。
国際線のチケットを購入するときに合わせてお買い求めになるのが、通常安く手に入れる方法です。何らかの理由でアラスカ州内の国内線のみを購入しなければならない人には、インターネットで予約することをお勧めします。
どうしても不安だという方は、アラスカ州内の航空券に限り弊社でフライトの予約をするお手伝いをすることもできます(手数料がかかります)。お問い合わせください。
事前予約なしで日本を出発し、しろくまオフィスを訪ねてくださる旅人たちの中にも、行きたいツアーが満席で真っ青になった人が何人もいました。
また、宿泊の予約なしで来てみたら、予算にあったホテルなどがどこもいっぱいで、泣く泣く高い料金を払う結果となった人もいます。
アラスカに到着してから、
「明日からキャンプのツアー、何かありませんか?」
「明日ハイキングのツアー、ありませんか?」
という旅人も多いですが、 アウトドア関係のツアーは特に前もってアレンジすることが必要ですから注意してください。
特にベアウォッチングツアーやフィッシングツアー等は事前予約がマストと言えます。
アラスカと言えば大自然。 夏、冬ともに自然を楽しみに来る旅人がほとんどなのは当然ですが、そのなかでも何を見たいのか、何がしたいのかという目的をある程度絞っておくのは大切なことです。
「なにかいいツアー、なにか安いツアーありませんか?」
とよく聞かれますが、旅する人の目的が明確であるほど的確なアドバイスをすることができます。下調べも旅の楽しみのひとつであり、それぞれの旅をより充実させるための大事なステップです。
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アラスカの夏の人気観光スポットについて
<アラスカのどこに行くか決めかねている人達へのヒント>
冬はオーロラ観測ツアーで有名なアラスカですが、冬のアラスカを訪れるのはほとんどが日本人、アメリカ人を始め世界中の人々は夏にアラスカへやってきます。
夏はアラスカの観光シーズンです。
長年変らない1番人気の観光スポットは、デナリ国立公園です。
動物園で見るのではなく、自然の中でそのままに生きる野性動物を見るのが好きな人々がやってきます。
それらの人々は、野性動物なのに近くで見れる時も多いのでそれも感動モノですが、遠くから見るからこそ「本当にそこに生きている野性動物」を周りの景色も合わせてトータルで感じることができる、とも言えそうです。
日本からの観光客は、一般的に「動物が近くで見える」ことを期待しています。
また「デナリを見る」ということも旅の目的の一つにしています。
残念ながら6194mのデナリ山は雲がひっかかることが多くて、晴れていてもなかなかその全貌をあらわす事がありません。ちなみにガイドブックの表で7月にデナリ山が見れる確立が少ない様に見えるために、7月は天気が良くないと思われている方がかなりいるようですが、山は雲がひっかかって見えないことが多いので、山が見えることと天気はそれほど関係ありません。
一般的にはアラスカは、9月が1年で一番降水量が多いと言われています。
デナリ公園観光の次に人気なのが、アンカレジから日帰りで出ている氷河観光などです。
バルディーズからウィティアまでのコロンビア氷河観光クルーズを含む1泊2日のツアーは、コロンビア氷河が後退してから人気が徐々になくなり、2002年からは催行されなくなりました。
しかしそれに代わって簡単に日帰りで行ける26氷河クルーズやキナイフィヨルド国立公園ツアーが代表的な氷河クルーズとして大人気を得ています。
アラスカ東南部にあるグレーシャーベイ国立公園ツアーに参加すると、氷河三昧の1日も過ごせる上に希望すればホエールウォッチングクルーズ(公園と反対側に行く)にも参加することが可能なので理想的ですが、デナリ公園と組み合わせるとアンカレジ・ジュノー間の移動も含めてかなり高額になってしまうので、これらアンカレジ周辺の氷河クルーズに人気があるわけです。
この「デナリ公園と氷河クルーズ」を定番の日程と考えると、それ以外に人気があるのは先述のクジラと氷河のグレーシャーベイ国立公園ツアー1泊2日(ジュノー発)、カトマイ公園でのベアウォッチングツアーなどです。
それ以外となると人それぞれで、北極圏境界線とユーコン川ツアーという観光型ツアーと、日帰りのまたは宿泊付きのサーモンフィッシングツアー、カヤックツアー、キャンプやハイキングツアー、四輪バギーやラフティングなどの体験型ツアー等に人気があります。
それぞれの目的と予算を考えたら、まずしろくまオフィスまでご連絡ください。
漠然としたままでも構いません。相談しているうちに色々はっきりしてくることもあるかもしれません。まずはお気軽にご相談ください!
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夏のアラスカの旅の服装
アラスカは、カンカン照りのように見えても結構涼しいものですし、日が当たると暑く感じても日陰に行くと肌寒いくらいです。
6月7月と8月の始め頃は晴れの日はTシャツ1枚で、曇ったり日陰に入る時はその上にフリースがあれば大丈夫でしょう(現地の人たちはここの環境に適応しているのでTシャツだけです)。
それに雨が降ってもいいように、ゴアテックスなどのシェルのある上着があれば完璧だと思います。
デナリ公園などの内陸部では朝晩は結構冷え込むので(7月でも明け方雪が降ることもあるくらいです)、もう1枚長袖のシャツがあるといいと思います。
またクルーズでは、風が冷たいので曇っている日などは船が動いている時に外に出ると寒いですから、日本の冬用ジャケットや薄手の手袋、耳あてが(荷物にならないし)あると便利です。8月中旬以降9月のツアーシーズン終了くらいまでは街中や平地でも大体同じような装備が必要でしょう。
夏が暑い日本では考えられないし、その頃にフリースとかセーターなど見たくも触りたくもないものと思いますが、汗をかきながらでも用意されることをおすすめします。まあ持ってくるのを忘れたら、必要であればこちらで観光地のロゴ入りのものを購入してしまえばよいだけのことですけどね。
足元は観光だけであればスニーカーでもいいのですが、少しでもハイキングをするとか、氷河をトレッキングしたいとか考えているのであれば、くるぶしまでくるハイバックのハイキングシューズがあると便利です。しかし屋内ではサンダルなど軽いものがある便利かもしれません。
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アラスカに持ってくるとよいもの
上記の夏の服装に関連してですが、持ってくるといいものは、カメラとサングラス(偏光グラスが一番だと思いますが、最低限UV処理のしてあるものを選びましょう)は必携です。
メガネをかけている人はレンズにUV処理をしてある場合が多いですが、一応確認されるとよいでしょう。処理がされていない場合はメガネの上に取り着けるタイプのサングラスも売っていると思います。
アラスカは日本よりも紫外線がかなり強いので、目を保護するのは大切です。
また3月以降8月までの間は日焼け止めがあると安心ですし、曇りでも日焼け止めをしていないと焼けてきます。
虫除けは6月、7月と8月の始めのデナリ公園やアウトドアをする場合には必需品ですが、日本から持ってこなくても現地のギフトショップやスーパーでも購入できます。しかし日本で安く売っている携帯用の虫除けグッズはさすがにこちらでは見つかりませんのでぜひご持参ください。
あとは双眼鏡や単眼鏡があると便利でしょう。
私が関わっているからというわけではありませんが、「地球の歩き方」アラスカ編もあると便利だと思います。
アラスカに関する本などを持参して読むのも臨場感があっていいでしょう。
6月、7月は夜暗くならないのでアウトドアに行く場合でもライトやランプの類は必要ないかもしれません。それでも屋内で暗い場合もあるのでキーホルダーになるLSDライトなどを持っていると便利なことがあります。
水は旅行中ずっと携帯していると便利です。特に飛行機の中では水分が不足しがちになり、血管が詰まって倒れたりすることもあるので(通称:エコノミークラス症候群)ので、必ず持参しましょう〔今は水の入ったペットボトルはセキュリティで没収されますので、空のボトルのみ持ち込み、セキュリティを通った後で水を入手するなどの方法がいいと思います〕。
アラスカの水は氷河の水を利用しているところがほとんどで、飲み水としては日本人の体質にも結構合うタイプの硬水ですから、多くの人は水道水を飲んでも多分大丈夫と思います。おなかの特に弱い人や心配な人は自分の飲み慣れたミネラルウォーターを飲むかお湯にすればよいでしょう。
あとはもちろん持病の薬や自分で食べたい梅干やあられ、酒の肴になる乾物などもあるといいでしょう。肉類の入ったレトルト食品やインスタントラーメン、おせんべい等は通関で引っかかるので持参されないことをお勧めします。
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アラスカ関連の本やDVD
まずは「地球の歩き方」アラスカ編が最重要な書籍でしょう。
そしてアラスカが舞台の代表作はもちろん新田次郎の「アラスカ物語」。少し前に話題になったジョン・クラカワー著の「荒野へ(In To The Wild)」も人気です。
これらは小説のような形式ですが実話に基づいたお話なので、地名も人名もリアルにアラスカで、旅行をする場所によっては旅情の深みが倍増すること請け合いです。
いまやクラッシックとなったジョン・マクフィーの「アラスカ原野行」、星野道夫との交流を語ったリン・スクーラーの「ブルーベア」なども行く場所によっては、上記2冊よりも役に立つと思います。
もちろん星野道夫の本や植村直己の著書はアラスカファン必読ですし、舟津圭三の「アラスカ犬ぞり物語」、開口健の「オーパ、オーパー!!」、河野遥の「空にいちばんちかい町」、野田知佑の著書なども現地で読むとぐっと身近に感じます。
あと、ビジネス社から出ている(まだ出ているかどうかはわかりませんが)、相原なおみという女性の「アラスカの12の月」というノンフィクションはご自身がフェアバンクスを中心に1年を過ごされた実体験と調査内容をお話しされている貴重な本であり、
数件の地名の言い方がすこ〜し違う(スワードがスオードとなっているなど)以外はきわめて正確なそして詳細な内容となっており、アラスカの1年をイメージするのにとても役に立つ価値のある本です。これはアラスカに在住の方にもこれから来ようと思っていら者る方たちにもご一読をお勧めする1冊です。
変り種ですとアンカレジ在住の推理作家デイナ・スタベノウ(アラスカを舞台にした美人ネイティブ女性検事・ケイト・シュガックが活躍するシリーズ物など)の著書は現地で読むと一層ワクワクして面白いと思います。
もっと特殊なのは栗秋正寿の「アラスカ垂直と水平の旅」、明治大学山岳部炉辺会編「極北に消ゆ(山と渓谷社)」、竹井修司の「会社を辞めてマッキンレーへ」、ちょっと素人臭い本ですが、星野綾子・著「こんにちはカヌー さようならOL」などを始め最近ではアラスカに関することが書いてある本もかなり多いようです。
あとひとつだけ手前味噌ですが、私も共著で本を出しています。スキージャーナルからでている「ニッポン剣道、世界へ」です。アラスカの簡単な説明とかの地での剣道事情が書かれていますので、興味のある方はぜひお読み下さい。ついでに言いますと2017年3月に発売された、高橋歩・著「大人がマジで遊べば、それが仕事になる」にもマサ安藤がExile
USAさんや、湘南乃風の若旦那などと共に紹介されています!!!!!
映画や漫画は旅の前とか後に見たり読んだりすると効果的でしょう。
漫画はメジャーなところでは、浜ちゃんと佐々木さんがアラスカで現実的にはあり得ないようなまさに漫画だからこその奇想天外な大活躍をする「釣りバカ日誌」、谷口ジローの「ブランカ」とか「ゴルゴ13」でもアラスカが舞台になっています。そして私の友人や知り合いが登場する「アラスカワンダホー」は世鳥アスカさんのアラスカでの標準的な楽しくも面白い日常生活をつづったイチオシの漫画です。
他にアラスカを舞台にした漫画があれば是非教えてください。
映画は日本のものでは1977年作成の「アラスカ物語」〔北大路欣也主演〕が代表的です。レンタルビデオ屋にはもう置いていないかもしれませんが・・・。
洋画で日本のビデオになっているのはアル・パチーノ主演の「インソムニア(Insomnia)」、サンドラ・ブロック主演の「あなたは私のムコになる
The Proposal」は、 アラスカで撮影されていませんが、アラスカが舞台です。他には、ニコラス・ケイジ&ジョン・キューサック共演の「The
Frozen Ground(2003)」がある。これはアラスカで実際にあった連続殺人事件をもとにした映画で、アラスカでは大人気を博した。ダウンタウンやモルドゥーン通りの景色も登場し、弊社オフィスの前をピックアップトラックが走る場面も見ることができる。ちなみに犯人のロバート・ハンセンは数年前に獄中死したばかりである。あとは、ミラ・ジョボヴィッチ主演の「フォースカインド(The
Forth Kind: エイリアンのアブダクションものなのでちょっと怖いかも)」、「アラスカ・ケビン史上最大の犬ぞり大作戦 (2001)」、「アラスカ魂(1960)」、「アラスカ/小さな冒険者たち(1996)」、「アラスカン(1924)」、「アラスカ珍道中(1946)」、「ミステリー、アラスカ
(1999)」、「民族と自然/アラスカのエスキモー (1953)」などがあります。
「たどりつけばアラスカ」という邦題でテレビドラマになった「Northern Exposure」はもし手に入れられればかなり面白いですが、撮影が行われたのはアラスカでないのが残念。
あとはクリント・イーストウッドの「ファイヤーフォックス」という映画では最初の部分でアラスカが舞台になっていますし、ケビン・コスナー主演のワイアットアープでもアラスカは出てきました。アラスカではないですが、役所浩司主演の「オーロラの下で」(戸川幸雄著で文庫本もあります)は舞台はシベリアですが、犬ぞりマッシャーと狼犬の話ですので参考になりますし、話も面白いです。
日本ではビデオ化されていませんが、前出のジョン・クラカワー原作の「荒野へ(In To The Wild)」はでショーン・ペン監督で映画になっており、ビデオは必見です。
また、私しろくま安藤も日本のテレビ出演(2013年10月23日午後7時放映)をしており、その動画はYouTube動画でみることもできます。
アラスカ 便利サイト
便利サイト一部紹介
以下はアラスカに来る際に便利なウェブサイトの一部です。しろくまでツアーやホテルや交通機関の予約したらもっとご紹介できるかも・・・。
<天気サイト>フェアバンクス
『Yahoo! Fairbanks Weather』
『NOAA Fairbanks Weather』
オーロラに関する一般知識(日本語)
『オーロラ 50のなぜ』
<天気サイト>アメリカ一般
『Yahoo! Local Weather』
アンカレジ ライブ映像
『AlaskaWebcams 』
<天気サイト>アンカレジ
『Yahoo! Anchorage Weather』
『NOAA Anchorage Weather』
フェアバンクス ライブ映像
『ArcticCam』
サイズ換算(日本語)
『とびだせ世界』サイズ換算表
オーロラ ライブ映像
『Live! オーロラ』
磁気嵐予報(オーロラ予報)
『 Geophysical Institute 』
最新フィッシング情報
『Alaska Department of Fish and Game』
宇宙の天気ニュース(日本語)
『宇宙天気ニュース』
州営フェリー
『Alaska Marine Highway System』
『Alaska Ferry Adventures』
宇宙天気予報(日本語)
アンカレジ空港国内線(サウスターミナル) マップ
『AA: Anchorage Airport Guide』
アラスカの気象衛星画像
『GOES WEST- Alaska IR 』
シアトル・タコマ空港マップ
『AA: Seattle Airport Guide』
チナ温泉のオーロラ観測カレンダー
『Chena Hot Springs Resort』成田空港
『成田国際空港公式ホームページ』
HAIしろくまツアーズ www.haishirokuma.com
アンカレジ空港からダウンタウンへの行き方情報
アンカレジ空港からダウンタウンへは、ホテルの無料送迎シャトルバスを利用するのが最も安い方法です。
予約の際に送迎付きかどうか調べましょう(ホテルは弊社でももちろん予約可能です)。ホテルの送迎車は予め予約するものではなく、空港に到着したらバゲッジクレームから公衆電話またはホテル紹介のボードにあるホテル直通の無料電話を利用するなどして連絡するものです。
20分ほど待たなければならないかもしれませんので、荷物を待っている間に連絡するといいでしょう。万一忙しくてタクシーを利用しなければならない場合でも、レシートをフロントで渡すと払い戻してくれるホテルもあります。
ホテルのシャトルバスもタクシーも、バゲッジクレームを外に出て道を渡ったところに乗り場があります。
タクシーはすでに並んで客待ちをしている事が多く、ダウンタウンまでは約15分ほどで$20〜$25です。
荷物が多いときはミニバンスタイルのタクシーが便利です。
体重が20kg以下の子供は原則として、チャイルドシートが必要です。チャイルドシートを持っていないタクシーやホテルの送迎シャトルも多いですから気を付けましょう。チャイルドシートはデナリ公園内バスツアーなど、他でもバスに乗るときなどに必要な場合があります。
アンカレジの市バス、ピープルムーバーは時間帯によって30分〜1時間に1本のスケジュールでアンカレジ空港からダウンタウンへの便があります(2024年10月の時点では40番)。
大人は1回$2、1日乗り放題で$5です。
詳細はピープルムーバーウェブサイト でご確認ください。
ちなみにフェアバンクスの市バスはMACS(Metropolitan Area Commuter System) と言って、空港からダウンタウンまでは1時間に約1本バスが出ています(黄色の路線:1回$1.50、デイパスは$3)。
スケジュールは以下のサイトをご覧ください。『 FNSB Department of Transportion MACS Transit Bue Systm 』
アラスカのインターネット情報
アンカレジ、フェアバンクスではほとんどのホテル、B&Bに無料インターネットがあります。 デナリ公園でもロビーで無料インターネットができるところも多くなりました。
ワイヤレスのラップトップやタブレット、スマートフォンなどをお持ちであれば、かなり多くのホテルで無料でインターネットにアクセスできます。
オーロラの季節ににぎわうフェアバンクスの郊外ロッジでも、宿泊客用に無料インターネットを提供しているところが多いです。
ただ、場所によってはインターネットがない施設(一部の郊外ロッジ)、インターネットがあっても有料の施設(チナ温泉等)、パソコンやタブレットの充電ができない施設(自家発電のため)などもあります。
また、あっても非常にスピードが遅い場合もあります。移動が多い人は日本から海外用の携帯Wi-Fiルーターを持参されると便利です。
ご興味のある方は事前にご確認ください。
クレジットカード・両替について
ドルへの両替は必ず日本でしておきましょう。
クレジットカード支払いを受け付けている店では、 VISA、 MASTERCARD ならまずどこでも利用できるでしょう。
アメックス、ダイナース、ディスカバリー を受け付けている店も多いです。 JCBはメジャーなお土産店、ホテルなどで扱っているところもありますが、アラスカでは使えないところも多いので気を付けてください。
アンカレジには日本円〜アメリカドルの専門の両替機関はありません。限られたアンカレジのホテルでは、宿泊客に限りしてくれるところがありますが、金額が限られていたりレートが非常に悪く手数料も高いです。5番街モールのウエルズ・ファーゴバンクでは口座を持っていれば両替が可能ですが、旅行客には両替をしてくれません。
フェアバンクスでも、ダウンタウンのウェルズ・ファーゴでのみ両替が可能なようですが、口座を持っている人に限られているようです。
以上の情報は変更になる場合もありますし、仮に両替が可能な場合でも換金レートは良くないので、 ドルへの両替は日本でしておくことをお勧めします。
出発まで時間がない場合や週末でも、成田や関西国際空港では週末でも開いている銀行があって換金可能のようですので、換金は日本で行っておくことを強くお勧めします。
また、最近はホテル、バー、スーパー、コンビニ、ギフトショップなどほとんどどこにでもあるATMで、日本のカードを使ってドルの現金を引き出すことができるので、それが一番便利かもしれません。カードでの現金引き出しにはPIN番号が必要になるので、事前にチェックしておきましょう。
アンカレジの和食レストラン情報
アラスカのおいしい海産物をバーベキューなどで食べるのもいいのですが、日本食レストランで塩鮭を食べたりアラスカネタを寿司で食べるのはまた格別です。
まずは、ダウンタウンの「ヤマヤ海産物店」。ここは海産物店に居酒屋風レストランを併設しています。
午後3時から海産物の土産を売る店が開き、レストランは平日の夕食時のみオープン。カニももちろんですが海鮮丼やシャケといくらのアラスカ親子丼などが評判です。
あとギンダラやキングサーモンの粕漬けもかなりうまいです。すし系はチラシがあります。
ラーメン、餃子、丼ものだけでなく寿司も味わえるダウンタウンの真中にある「クマゴローレストラン」。最近インテリアが改装されかなりシックな雰囲気になりました。ダウンタウンの日本食レストランとして長年営業しています。
本格的なお寿司をシックでアジアンな雰囲気の中で楽しめるのが、ミッドタウンにある「Peter's Sushi Spot」。
寿司カウンターなら、ピーターさんが握る新鮮なネタのお寿司をお任せで楽しむこともできます。ランチなら「寿司ランチ」がお値打ちでおすすめ。
しかし、オーナーのピーターが2023年の夏に州外に引っ越してしまうといううわさも聞いていますので、いつまでやっているのかは不明です。
ダウンタウンのクラリオンスイーツホテルの隣にある「ベニハナ」レストランは何故かアメリカ人が日本の代表的料理と思い込んでいる鉄板焼きの店。アジアンフュージョンなステーキや海産物が結構おいしく、シェフがジョークを交えながら目の前でアクロバティックな包丁さばきで調理してくれます。
たまに寿司カウンターに日本の寿司シェフがいることがあり、ラッキーな人はきめ細かな心配りのおいしいお寿司を食べることができます。
ダウンタウンの「ニューサガヤ・シティマーケット」はグローサリーストアですがおしゃれなデリもあり、オーダーでスライスしてくれるハムやチーズ、サラダ、寿司、洋食、中華のテイクアウトもあって便利です。デリのスープを買うとパンがついてくるので、簡単な食事になります。
ミネソタ通り沿いのラーメン専門店「Naruto」は日本伝統の味をキープしながらも、国際色豊かなヌードルショップとしてフォーと対抗しながら味を追求し続けている貴重な一軒。しろくまは味噌ラーメンにからし味噌を加え、チキン竜田揚げのコンビネーションでいただくのが気に入っています。
CストリートとFireweed Laneの角近くにあるラーメン屋さん、「ラーメンハウス」は南三陸にある本店の味をそのまま伝えるべく、2016年にアンカレッジに出店。懐かしい雰囲気のラーメンのほか、とんかつ、焼きそば、チャーハン、天ぷらうどんなど、まさに日本の大衆食堂の味!
ここはコロナの間にオーナーが代わったのでその後の味に関してはまだしろくまは経験していません。
アメリカン・コリアン・アラスカン風のフュージョン寿司を料理の鉄人のレストランに来たような感じで味わいたければ、ミッドタウンにある「Sushi & Sushi」はパクチー入りのピリ辛寿司や変わった名前のユニークな巻物がいっぱいあります。
味も結構マシッソ (おいしい)。オソウセヨ (いらっしゃい)!
大型古本屋タイトルウェーブと同じモールにある「リボルビングスシバーOEC」は、アンカレジの人気寿司レストランの元スタッフが開店した、アンカレジ唯一の回転寿司レストラン。内装はモダンでおしゃれ。回っているのはロールが多いですが、握りもオーダー可。安いわけではありませんが、お買い物のついでにアラスカの回転寿司、っていうのも悪くないかも。
バイキングと言えばサウスアンカレジにある、「チャイナライツ」。ここは中華のバイキングが基本ですが、バイキングのアイテムに寿司があり、寿司バーでも注文して握ってくれます。
他にもアンカレジにはかなりの数の寿司屋があり、今も新しいお店が開店しています。その中でおいしいところがあったらぜひお知らせください。
アンカレジのダウンタウンのみに限った日本食以外のレストラン
アンカレジのダウンタウンにあるレストランで、美味しいと有名なところを何店か紹介します。もちろんこれら以外にもいいレストランは何軒もありますよ。
人気レストランは予約なしだと長時間待たなくてはいけないこともありますが、バーは予約なしで席が空けばすぐに座れます。
レストランの席の順番が回ってくるまで、バーで待つことも可能。バーでもレストランと同じメニューが選べる場合も。
「グレーシャーブリューハウス」 5番街&Hにある地ビールのお店で、アラスカらしい雰囲気の中でおいしい料理を楽しめる。人気なので予約が安心。バーなら比較的席が見つけやすい。お子様コースもあります。
「サイモン&シーフォーツ」 Lストリート沿いの4番街と5番街の間にあるビルの中にあるレストランで、窓際の席は海が見えて眺めがよい。バーはハッピーアワーがあり、飲み物も食べ物も安くて狙い目。お子様コースあり。
「クロウズネスト」 キャプテンクックホテル最上階。町の眺めがすばらしい。バーもあるのでドリンクだけでもOK。
「サリバンズ・ステーキハウス」 5番街モール内。ステーキ好きのアラスカンには人気です。ビジネスランチがお得。
「ファットターミガン」 名前は「太った雷鳥」だが今どき風のお洒落な内装、本格的な窯があり、ピザがうまい。五番街のど真ん中、太陽発電の外壁が目印。
「Pangea」 最近オープンの多国籍風レストラン。前菜の種類も多く、メインはタジン鍋等、アンカレジでは珍しいものも。六番街、タウンスクエアパークの真向い。
「ミューズ」 アンカレジミュージアム内にある、モダンな内装がおしゃれなカフェ。最近アメリカでも話題のシェフが就任。ミュージアム内にはコーヒースタンドがあり、アトリウムでコーヒータイムが楽しめます。
「バーニーズバンガロー」 元ノードストロームデパートの西にある、一軒家を改装したラウンジ兼レストラン。夏は屋外のテーブルもあり、若者が多い。料理はおいしくボリュームがあり、なんと寿司まである。ハッピーアワーあり。
「ジンジャー」 パシフィック・リム料理をテーマとしているレストラン。店内はおしゃれで落ち着いた雰囲気。ランチがお得。
「クラブ・パリス」 老舗のステーキハウス。アンカレジのフィレミニヨンはここが一番有名。おいしくてお値打ちなハンバーガーなどの日替わりメニューがあるランチも超おすすめ。
「49th State Brewing Company」
3番街&Gにある地ビールのお店。デナリ公園北ヒーリーの地ビール屋さんが2016年夏アンカレジにもオープン。夏の晴れた日に2階のデッキで飲むビールは格別。ピザもおいしい。
「ウィリウォー Williwaw」
パフォーミングアートセンターから6番街をはさんで向かい側のダイニングスペース。時々ライブハウスにもなる。夏は屋上がテラスに。サンドイッチからメインコースまで楽しめる。
「クラッシュ」 ワイン屋さんがやっている、Gストリート、3番街と4番街の間にあるおしゃれなビストロ。ランチメニューあり。隣にこだわりのワインが買えるCellarがある。
「スノーシティ・カフェ」 4番街の西の端にあり、オバマ大統領も来た地元でも大人気のカフェ。朝食と昼食のみですが、アルコールもあります。アメリカの典型的なダイナーメニュープラスアルファが思う存分楽しめます。
「ガンボハウス」 9番街にあるアメリカ南部料理のお店。ピンクの一軒家が目印。エビや牡蠣のガンボ、ポーボーイ(ルイジアナ風サンドイッチ)、ジャンバラヤが手軽な価格で楽しめる。お酒はありません。
「アラスカ・グルメ・サブ」 デナイナコンベンションセンター前の小さなサンドイッチ屋さん。ちょっとレトロで手軽でおいしい。日替わりのスペシャル
(サンドイッチ、スープ、ソーダ)の他、サーモンやトナカイソーセージを使ったアラスカらしいメニューも。
「ミッドナイト・サン・カフェ」 Cストリートと5番街の角にある気軽な雰囲気のコーヒー屋さん。朝から夕方まで、コーヒーはもちろん、パニーニ、サラダ、スイーツ等がある。ランチスペシャルが安くておすすめ。
このビルの屋上にある卓球台で使えるラケットもここに置いてあります。
「ファイヤーアイランドベーカリー」
地元で大人気のパン屋さん。14番街とGストリート、住宅街の中にある。オーガニックで本格的なフランス風パン、サンドイッチ、スイーツなど。カフェスペースもある。月曜火曜はお休み。
「ブリッジ・シーフード」
シップクリークにかかる橋がそのままレストランになっているお店。最近アンカレジでは有名なシェフのもと、シーフードレストランとして再びオープン。夏だけの営業です。
「チャイナタウン」
ダウンタウンの北側、ガバメントヒルにあるおいしい中華料理のお店。通称「裏メニュー」から注文すると本格的な中華が味わえます。ダウンタウンからならタクシーで5分ぐらい。お酒はありません。
予算の限られている人たちは、まず4番街とか5番街にある屋台のホットドッグをお勧めします。特にRein Deer(トナカイ)ソーセージのホットドッグがおいしいですよ。
あとは5番街モールのフードコートでしょうか。弊社オフィスとなりのラ・カバーニャ・メキシカンレストランは食事もうまいけれどマルガリータ(グランデ)が特にうまい。
アラスカのお土産情報
アラスカのお土産といえば、まずはサーモンをはじめとする海産物です。
アラスカの海産物は、3種類の鮭(キング、レッド、シルバー)、オヒョウ、カニ、ミルガイ、ウニ、アワビ、エビ、数の子昆布などがあります。その中で鮭は手軽に手に入れられるもので、スーパーなどでも買えます。
これを自分でダンボールと保冷剤を入れてパッキングし、アンカレジのほとんどのホテルには冷凍庫があるのでそこに保存しておけば、日本に持って帰っても充分持ちます。
もちろん、ダウンタウンにある海産物店(ヤマヤとか10th&Mなど)で箱詰めにしてもらう方法もあります。スモークやロックス(生に近いもの)、いくら、子持ち昆布などは、生の鮭の冷凍よりもずっと日持ちするので、さらによいでしょう。
後はアラスカのワイルドベリーチョコ、ジャムやヤナギランの蜂蜜とか白樺のシロップなども珍しいお土産と思います。ちょっと変わったところではオーロラのような模様をつけたおしゃれなチョコレートもあります。
それからさまざまな鉱石、砂金、そしてアラスカヒスイなどを使ったアクセサリー、先住民族の民芸品にもアラスカらしいものがあります。
またはお土産物のお店にはその店独自のものもあるので、そういったものを探して購入されるのも楽しいと思います。
夏時間(DST: Daylight Saving Time)について
毎年、アラスカ標準時の3月第2日曜日の午前2時に夏時間開始となります。これはつまりアラスカ標準時で午前1時59分までマイナス18時間だった日本との時差が、夏時間=デイライト・セービング・タイム(DST)適用期間中マイナス17時間になるということです。
この日はそれまでよりも1時間早く起き、また暗いうちに起きなければならなくなるという少し悲しい日でもあります。
そして通常の標準時に戻るのは11月第1日曜日の午前2時となっています。
2005年8月8日にアメリカ合衆国大統領のジョージ W. ブッシュが the Energy Policy Act of 2005に署名して、 2007年以降のDSTは3月の第2日曜日に始まり、11月の第1日曜日に終わることになりました(ハワイ、アメリカンサモア、グアム、プエルトリコ、バージン諸島とナバホネイションを除くアリゾナ州ではDSTを適用していません)。
ちなみにヨーロッパではユニバーサルタイム適用で、夏時間はサマータイムというようですが、グリニッジ標準時によって一斉に始まるということですし、世界各国でそれぞれの規定があるのでアメリカの夏時間とは設定が違いますからご注意ください。
アンカレジミュージアム
アンカレジのダウンタウンにある地元民にも人気のミュージアム(Anchorage Museum)。2017年に再び増築され、さらにパワーアップ!
常設展はスミソニアン博物館と提携しているアラスカネイティブに関する展示、地元アラスカの芸術家の作品等、大変見ごたえがあります。
小さいですがプラネタリウムもあります。
特別展はこれまでスターウォーズ展やエジプト展、レゴ展などビッグネームが来ていますので、今後も要チェックです!
子供が楽しめる体験型のミュージアム「イマジナリウム」や、おしゃれなレストラン、カフェもあり、ご家族連れでもたっぷり楽しめます。
夏(5月1日から9月30日):
毎日午前9時から午後6時まで営業
冬(10月1日から4月30日。サンクスギビングデー、クリスマス、元旦は閉館):
火曜日から土曜日まで:午前10時から午後6時まで営業
日曜日:正午から午後6時まで営業
月曜日:閉館
アンカレジミュージアムの詳細は、こちらのホームページへ:
Anchorage Museum
アラスカ ネイティブ ヘリテージ センター(ANHC)
アンカレジでアラスカ先住民の文化を紹介する「アラスカネイティブ ヘリテージ センター」
夏は5月初旬から9月初旬まで毎日営業(午前9時〜午後5時)予定。
冬季は特別なイベント開催日以外は閉館の予定です。
夏の間、屋内ではフィルムの上映、一時間毎に行われるライブパフォーマンス、展示室では工芸品制作のデモンストレーションなどがおこなわれています。
屋外では湖のまわりに建つアサバスカンインディアン、ユーピック・エスキモー、イヌピアック・エスキモー、アリュート、東南アラスカインディアンらの白人と接触する以前の伝統的な建物が見学でき、30分ごとにガイドの説明するビレッジ散策ツアーがでています。スナックバーのトナカイシチューはネイティブ達にも大好評、試してみては?
詳しくは、こちらのホームページへ
「Alaska Native Heritage Center」
ANHCへは、タクシーですとダウンタウンからは15分か20分で$20〜$25くらいと思います。
夏の間はANHC運行のバスが10時、11時、12時、1時、2時にアンカレジミュージアムから出発しており、途中アンカレジ観光局ビジターセンター、キャプテンクックホテル、シェラトンホテルを経由して45分後にANHCに到着します。
戻りの最終便はANHCを午後5時発の予定です。
(スケジュールなどは予告なく変更になる場合があります)
Yu-Zo(遊造)の「ライブ!オーロラ」
オーロラのパワーを心から信じる日本の会社、Yu-Zo(遊造)が中心となったプロジェクトチームが、動画によるオーロラのライブ映像を2006年9月より開始させた。
このプロジェクトはアラスカ、北欧、南極などオーロラ帯と呼ばれるオーロラ発生地域から、極めて高精度なオーロラ映像のライブ中継の実現を目的としているのだが、今回初めてアラスカ・フェアバンクス近郊の観測基地に高感度カメラを設置し、世界中に向けてのライブ中継を実現したのだ。
ご旅行前の気分を盛り上げるのにも最高!
『Live!オーロラ』
オーロラ観測時の防寒具について
防寒具の有料でのレンタルサービスは、主に宿泊者を対象としてチナ温泉リゾート、テイストオブアラスカロッジ、シャンダラー牧場などで行われています。
それ以外でも防寒具付きのロッジ(犬ぞりマッシャーのロッジなど)もあります。
オーロラ観測は、オーロラが出るのを一晩中外で待つ訳ではなく、泊っている部屋や暖かなロッジなどで暖をとりながら待機し、オーロラが現れたら外へ出て鑑賞するというのが一般的です。
オーロラも大抵は出たり消えたりを繰り返すのが普通なので、居合わせた人達と交代で空を見張ることもできます。
また最近のアラスカの冬は寒波が来ている期間が短く、冬の期間は過去の平均気温よりも温度が高い日の方が多くなっている傾向にあります。
そのような時は専用の防寒具が必要でない場合も多く、ご自身でお持ちのスキーウェアや厚手のジャケットなどに重ね着して間に合わせることも十分可能です。
ですからマイナス何十度といってもそれ程恐れることはありません。身支度に関しては以下を参考にしてください。
<防寒についてのしろくまからのアドバイス>
服装は何といっても足元が決め手。
スノーブーツなど底の厚い靴に中敷きがあればなおよく、靴底と中敷きの間にアルミホイルで包んだダンボール紙などを入れるとさらに効果的です。
そして薄いシルクや速乾性の化繊の靴下の上に厚手のウールの靴下を重ねて履くと効果的です。 綿は一度湿ると乾きにくく、寒冷地では肌着には向きません。
あとは段ボールを平たくして、何枚か重ね3cmほどの分厚さにしてガムテープなどで巻いたものを敷いた上に立って写真撮影やオーロラ観測をするとつま先が冷えるのを防ぐことができます。
暖かな室内では、必ず上着やブーツを脱いで体温調節をします。
湿気は大敵。肌着が汗で湿ったまま外に出るとたちまち風邪をひきます。
着るものは下着からしっかり身につければ、セーター、フリース、スキーウエアなどの重ね着で十分対応できます。
ダウンジャケットが一番暖かですが、厚手の中綿ジャケットでも最近は高性能のものが数多くあり、十分対応できるでしょう。 毛皮の縁取りがしてあるフードが付いていれば顔のまわりに暖かい空気の層ができるので有効です。
頭にかぶる覆面ニットなどは、鼻や口のあたりが凍ったりするのであまり快適とは言えないかもしれません。 帽子、耳あて、厚手の手袋もお忘れなく。
気温が低い時は、薄い手袋の上にさらに少し大きめの厚手の手袋をすればより保温性があります。また、これらの衣類はすべて肌にぴったり来るきつめのものよりも、少しゆったりとした物にして、衣類と衣類の間に空気の層ができるようにすると良いでしょう。
最近日本では廉価で手に入る温かい下着類が豊富にありますので、それらを利用されるのもいいと思いますし、予算のある方はより性能のよい登山や寒冷地用の下着などを専門店で入手されるのがお勧めです。
2月、3月にアラスカに来る予定なら昼間雪の照り返しがきついのでサングラスは必需品です。
ところで、時々夜空に向けフラッシュをたいてオーロラの写真を撮ろうとしている人を見かけます。まわりが暗いので自動的にフラッシュが光ってしまうのだと思いますが、オーロラの写真を撮る目的で来ている人たちにとっては大変迷惑になります。
フラッシュは予め手動に切り替えておきましょう。懐中電灯をお持ちになる場合は写真を撮っている人達の迷惑にならないよう、予め赤いセロファンを貼るなどして気を使うことも大切です。
お互いマナーを守って気持ちよくオーロラ体験を楽しめるようご協力ください。
オーロラツアーを計画している人の中で、「一晩中起きているから昼間はずっと寝ているだろう。」と思っている人がいるかもしれません。
しかし、人間夜になるとやはり眠くなります。うっかり眠ってしまうこともあるかもしれません。 (たとえどんなに天気が悪くても眠ってしまったら見るチャンスはゼロです!肝に銘じておきましょう!
)
頑張って朝方まで起きていても、昼前には目が覚めてしまい、そこではじめて「一体私は何をしたら良いの…??」ということにならないためにもオプショナルツアー、昼間のアクティビティーなども一通り研究しておきましょう。
オーロラを待つ時間の過ごし方についてのヒントになればと思いまして
オーロラは出てくれれば楽しくて、うれしくて、興奮して感動して、「やったー」、とか「うわーっ」とかなるわけですが、それまでの間オーロラを待っている時間があるわけです。
その間、ただ屋内でじっとしているのはつまらないでしょう。きっと眠くなって寝てしまうかもしれません。
そうなったらオーロラは100%見ることができません(すぐ上にもそんなことが書いてありますね)。
まあ、トランプとかのカードゲームを仲間でするなどして時間を稼ぐ方法が一般的ですので、百人一首やカルタ、花札、それにマージャンを持参される人たちもいます。オーロラは出なければ話になりません。オーロラが出るまでは、自分達でエンターテインするしか方法はないのです。
ということでオーロラを待つ間にできる遊びをいろいろ考えてみました。
アラスカくらい気温が低いと、雪が結晶のまま凍っているので、その結晶が完璧な形で残っているものを探したりすることだけでも結構楽しめると思います。
気温が零下20度以下になると、空気中の水分が凍って霧氷となり木々を始めすべてのものに結晶のまま張り付くのですが、それを観察したりするのも楽しいです。自分の持ち物でも一晩外に置いておくだけで霧氷で真っ白になるので、それと一緒に記念写真を撮ったりするのも面白いでしょう。
その他、極寒の地ならではの実験的遊び
*シャボン玉でも持って行って、零下何十度の状況ではどうなるか。 (シャボン玉が凍ります)
*濡れたタオルを屋外でぐるぐる回したりすると、タオルがどうなるのか。 (棒状のまま、カチカチに凍ります)
*バケツなどの容器に水を入れて淵を凍らせ、氷のキャンドルスタンドを作る。 (色付きのインクをたらしてカラーのスタンドを作ることもできます)
*バナナが本当にどれくらい凍るのか調べる(5寸釘と板をお持ちください)
*マイナス40度くらいだと、コーヒーカップに入った熱いお湯を空中にパッと撒くとどうなるか。 (凍らず昇華する/気体になる)
そのほか、気温が低いところでしかできないような実験や遊びを事前に調べてみて、参加者で一緒に楽しんで触れあいの時間を持つというのが多分一番よいのではないかと思います。
デジカメ持参でしたら、オーロラを待っている間とかオーロラ撮影の際に夜フラッシュなしでお友達の写真を撮る際にペンライトでその人を照らし、被写体にお友達もペンライトで自分の名前を逆に(窓ガラスに名前を書いて裏からなぞるような感じで)シャッターが切れる間に書くとか、星マークなどを書くとかいう遊びもできます。
うまくいけば、オーロラを背景に名前入りのオーロラ記念撮影ができるかもしれません(もちろん昼間に自分の名前を反対向きにすばやく書けるように練習しなければなりません)。
デジカメはその場で撮影が成功したかどうかが分かるので、できるようになるまで何度も取り直すことができますしね。ただし電池の寿命は極端に短いのでスペアの電池を必ず持参しましょう。
(ちなみに、最近はスマートフォンでもそれなり以上のオーロラ写真が撮れる場合があるようですので、本格的な準備がない人もぜひ挑戦してみてください。)
他にも、人が少ない場所でオーロラを待っているのであればそこでオーロラを観測できるような、天井の空いたカマクラを作るとか雪洞を掘るとかする。またはせっかくアラスカに来たのですからイグルーを作ってみるなども面白いでしょう。そのためには大きなスノーシャベルが必要になってしまいますけどね。
他に面白いオーロラの待ち方などあれば、ぜひ教えてください。
チナ温泉リゾート
<アイスミュージアム>
フェアバンクス郊外のチナ温泉リゾートは、通年アイスミュージアムをオープンしています。
この建物は、アイスカービング(氷の彫刻)の世界チャンピオンも作成に携わっています。色付きの氷などを使ったステンドグラスのあるチャペルもあり、結婚式が実際に行われています。また、氷でできたグラスで飲むカクテルもオーダーできます(パスポート等が必要です)。
フェアバンクスで切り出される氷は透明度が高いことで有名なので、かなり美しい建物となって、毎年観光客や地元民を喜ばせています。屋内はマイナス5度くらいに保たれているので、夏は限りなく寒く感じますが、冬に入ると逆に暖かく感じるのが不思議です。
<ユーコンクエスト犬ぞりレース>
アラスカ州フェアバンクス市とカナダのユーコン準州にあるホワイトホース間を走る、世界で一番過酷な犬ぞりレース、ユーコンクエスト。
チナ温泉リゾートは2007年のレースのときに最終チェックポイントとなりました。
チナ温泉が公式チェックポイントになる年は、このレースの開催期間中はチナ温泉も混雑が予想されます。
ユーコンクエストのオフィシャルサイト
『Yukon Quest』
<アラスカ大学フェアバンクス校博物館>
アラスカ大学フェアバンクス校の博物館では、有名なシドニー・ローレンスのデナリ山と2階のアラスカルームの展示、そして星野道夫の写真は必見です。
日本語音声ガイドレンタルサービスもあります(有料)。
冬の営業時間(9/1〜 5/31)
月曜から土曜:午前9時から5時まで、日曜:お休み。サンクスギビングデー、クリスマス、元旦はお休みの予定です。
夏の営業時間 (6/1〜 8/31)
午前9時から午後7時までの営業の予定です。
スケジュールは変更される可能性もあるので、詳細などに関しては下記のサイトをご覧ください。「UAF Museum of the North」
フェアバンクスのダウンタウンにある小さなミュージアム。犬ぞりやゴールドラッシュなど、フェアバンクスにまつわるいろいろな展示とギフトショップがあります。
通年オープン。夏は午前11時から午後5時まで。冬は午前11時から午後3時まで。
詳細は以下で。
「Fairbanks Community/Dog Mushing Museum」
サンタクロース ハウス
フェアバンクスに程近いノースポールにあるギフトショップ、「サンタクロース ハウス」 は夏も営業しています。
「Santa Claus House 」
営業時間は下記サイトでお確かめください。
Visiting Santa Claus House
スキー場への移動について
ワールドカップも開催されたことがあるアンカレジ近郊のアリエスカスキー場(車で45分)へは、以前あったアンカレジから出発する「スキーバス」の運行がなくなってしまったため、レンタカーかタクシーでのみアクセス可能、ということになっています。
アンカレジにはそれ以外に
ヒルトップスキーエリア:http://www.hilltopskiarea.org/
アークティックバレースキー場:http://www.skiarctic.net/
などがあります。アリエスカよりもリフト代が安いですが、スロープはそれほど大きくありません。しかし特にヒルトップは市内(南側)にあるので、タクシーなどで比較的簡単に行くことが出来ます。
フェアバンクスには大きめのスキー場が2つありますが、定期バスは出ていません。弊社でスキー場までの往復送迎の手配は可能です。
ムースマウンテンは通常金曜日〜日曜日オープンですが平日も開いていることがありますので電話で確認してください。
スキーランドは土、日曜日の営業で、時間は午前10時〜午後3時または5時(日照時間により変更します)です。これは日照時間により12月と1月は短くなることもあり、気温が低すぎる(マイナス30℃以下)場合は休業になることもあります。
詳しくはムースマウンテン(レンタルショップ:907-479-8362、スキー情報:907-459-8132)、スキーランド(スキーロッジ:907-389-2314、スキー情報:907-456-7669)で。
またフェアバンクスのこの2つのスキー場までは、ホテルからの往復送迎も手配可能です(2月、3月のみ)。
詳しくは冬 フェアバンクス発着 オプショナルツアーをご覧ください。
フェアバンクスダウンタウンから北東に少し行くと、バーチヒルレクリエーションエリアがありクロスカントリースキーのトレイルがあります。
またバーチヒルは軍の基地の中にもあり、こちらにはスキーリフトのあるスロープがあります。
ここは金曜日と週末の正午から午後8時頃までオープンでスノボのチューブが土、日曜のみオープンしています(レンタルショップ:907-353-6795、スキー情報:907-353-7053)。
バードウォッチングに最適なアラスカ
夏になると南の国から色々な渡り鳥がやってきます。
それらの鳥達を見に行くツアーは、プリビロフ諸島やアリューシャン列島のものがパッケージツアーとして一般的です。
5月初旬から9月までをシーズンとして運行されるプリビロフ諸島のツアーは、アンカレジ発で2泊3日からあります。詳しくは夏のパッケージツアーの欄をご覧ください。アリューシャン列島のツアーは別途お問い合わせください。
アラスカでは特に5月中旬から6月中旬にかけては、木々の葉が繁る前なので鳥が見やすく、その上さらに北上する鳥やこれから南下する鳥、南の国から渡ってきた鳥が混在し、バードウォッチャー達の天国となるのだそうです。今日もこの地では豊かな大自然が訪れる人々の心を癒し、広い大地が感動を生んでいます。
全米・カナダ邦人安否確認について
全米・カナダ地域において大規模な災害が発生した場合、外務省のウェブページに立ち上げられる安否システムをご利用いただくことになります。
詳細は、外務省 海外安全ホームページ http://www.anzen.mofa.go.jp をご覧ください。
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お問い合わせ、お申し込みは
アラスカツアーのスペシャリスト HAIしろくまツアーズへ
Email: hai4690@haishirokuma.com ホームページ: www.haishirokuma.com
HAIしろくまグッズ紹介 HAIしろくまツアーズのロゴなど、しろくまをモチーフにデザインされた、しろくまグッズを紹介しています。